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横浜みなとみらい21 リンク集

横浜みなとみらい21(よこはまみなとみらい21)は、神奈川県横浜市西区と中区にまたがる海に接している地域である。略称は、「みなとみらい21」、「みなとみらい」、「MM21」など。都市景観100選受賞地区。面積は1.86 km2 (186ha)、そのうち埋め立て部は0.76 km2 (76ha)である。 また、株式会社横浜みなとみらい21は、横浜市、神奈川県、独立行政法人都市再生機構(旧・都市基盤整備公団)、地権者、地元経済界の出資により作られた第三セクターである。一般社団法人横浜みなとみらい21設立に伴い、2009年3月解散した。

みなとみらい地区は、横浜都心部の再生をめざしたウォーターフロント都市再開発によって建設されている街である。1980年代までは、当地には、三菱重工横浜造船所、国鉄高島線の高島ヤード(操車場)・東横浜駅(貨物駅)、高島埠頭があった。 この地域は横浜駅周辺と関内・伊勢佐木町という横浜のふたつの都心部に挟まれた位置であるため、この地域を都市再開発することで横浜都心部を一体化して再生しようという目論見のもと、横浜市の「都心部強化事業」として、就業人口19万人・居住人口1万人を目標として再開発が行われている。これは、昼間人口や就業人口を増やすことで「東京のベッドタウン」となっている現状を改善し、地域社会や地域経済の活性化を目的とした施策である。すなわち今日の東京一極集中から首都圏内展都という時代移行の中で、企業本社等の他都市からの誘致促進や、企業集積の波及として起こる新規起業の支援を目指している。 みなとみらい地区の中核には、高さ296mの日本一高いビルの横浜ランドマークタワーがある。ランドマークタワー横の「ドックヤードガーデン」は、造船所で実際にドックとして使われていたもので、1997年(平成9年)12月に国の重要文化財に指定されている。 みなとみらい地区の整備は、あらかじめ決められた基本的方針によって計画的に行われており、21世紀にふさわしい未来型都市を目指して開発が進められている。電線・電話線(光ファイバー)は共同溝により、上下水道などと一緒に埋設され、さらに共同溝によるごみ収集、地域冷暖房を導入しており、省エネにも配慮している。そして、全ての通りに街路樹が植えられ、建設される建物は白を基調とし統一感を持たせている(ゴミ集積に関しては採算性や、分別問題など諸事情により2010年までに終了予定である)。 当地区の道路は、「みなとみらい大通り」・「国際大通り」の2本の大通りと、それらを結ぶ、さくら通り、けやき通り、いちょう通り、すずかけ通り、とちのき通り(整備中)で構成されている。その他に、歩行者専用通路として、クイーン軸・グランモール軸・キング軸(整備中)という三つの軸が整備されている。また、国際大通り地下には「臨港幹線道路」という、横浜港を周回する道路が整備されているが、開通の目処は立っていない。山内埠頭(コットンハーバー)方面へ至る連絡橋(みなとみらい橋、コットン大橋)は予定より大幅に遅れたが、2008年12月にようやく開通した。 開発初期には2000年頃までに街全体の完成を目指していたが、経済状態の影響などにより延長されている[1]。2000年代半ばから日産自動車グローバル本社の誘致に成功するなど開発に弾みがついていたが、2008年末の世界的な景気後退などの影響により、現在は停滞気味となっている。 なお、首都圏の観光地、行楽地としては人気を保ち、2008年の来街者数は5300万人と増加を続けている。 2010年11月には、同地区のパシフィコ横浜を会場とするアジア太平洋経済協力首脳会議(APEC)が開催予定。

「みなとみらい21」という名称は、「みなと横浜」をイメージしつつ、「未来への発展を目指す21世紀の横浜にふさわしい」名称として、1981年、一般公募された約2300点のなかから選出された。他の候補には、「アクアコスモ」「コスモポート」「赤い靴シティ」「シーサイドタウン」「シーガルタウン」等があった。 * 決選投票は「赤い靴シティ」と「みなとみらい21」となった。なお、「みなとみらい21」の名称は、一次選考では落選している。二次選考の委員から再度発掘されたものである

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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